トレーナー活動の一つとして、新体操選手への試合時のケアやトレーニング、食事の提案を行っています。
そんな中で、3ヶ月くらい前でしょうか。
今年の新体操部にとっての大黒柱であると考えられる選手が、
大事な時期に体重が増えてしまった・・・という悩みが発生しました。
まずは再度、一般的な確認、改善から始めました。
多少の変化はありましたが、大きな変化は起こらず、頭打ちとなりました。
彼女は寮に入っているのですが、春休みを迎えるというこの時期が最後のチャンスと考え、
実家でお母様のもとでの食事管理をご提案させて頂きました。
お母様をはじめ、沢山の方々のご協力をいただきながら、彼女の実家生活がスタートしました。
彼女が頭打ちになったあたりから、自分自身の食事管理を今まである程度・・でやっていたものを
8割セオリーにはめ込んで自分自身も変えてみようと思い立ちました。
プラスして、トレーニングのやり方も少し見直しました。
2週間後くらいからでしょうか。
あまり食事を意識していなかった時よりも、
数値の変化だけでなく身体の変化も以前よりわかりやすく表れてきました。
(ちょっと見苦しいので、一部画像をコラージュしております。申し訳ございません。)
勿論トレーニングもしています。
でも腹筋ばかりやっているわけではなく、1種目を2~3セット、多くて2種目しかやりません。
トレーニング自体も毎日ではないですし、大筋群(脂肪燃焼に大切な部位)をメインに、
以前から楽しんで出来る自分が好きなトレーニング種目をメインとして行っています。
性格的に苦しすぎることが続かないので・・・笑
自分が継続するためには、楽しいと感じていることが大切だと40年生きてみて、やっとわかってきました。笑
- 楽しければ継続できる!
- 継続していると変化がちょっとずつ出てくる。
- それが『お?ちょっと変わってきたか??』と、嬉しくなって、
- 次の日も少しでもトレーニングしておこうと気持ちが自主的に継続に向く。
- こうしたらどうなるだろう、このトレーニングもやってみようかな・・と
- バリエーションが増えて、身体活動がより活動的になる。
このメンタル的なルーティンが回り始めれば、
確実に身体は変わり始めます。
ただ、もう一つ言えることは、
自分が目標とする身体になる為の食事をすること。
これは、ただ食事量を減らせばいい、
ご飯やパンを食べなければいい・・・ではありません。
これが、本当に大切で、
これなくしては、変化が起きても少し過ぎて気付かない、
または、変化が起きても少し過ぎて、こんなもんかと心が折れる系になってしまうのではと思います。
食事は量ではなくて、食べる食材、質が本当に大切です。
そして、
考えられた栄養素でしっかりと筋肉を作り、代謝をフルパワーで活動させてやるんだと考えると
トレーニング、体を動かすことも大切になってくるのです。
今回は、新体操部の大切な選手がぶち当たった壁をきっかけに、ボディメイクを見直すにあたり
トレーニングに対するスタンス、考え方を記載してみました。
少しでも皆様のご参考になり、トレーニングに対して背中を押すきっかけになれば幸いです^^
次回は、食事に関して記載したいと思います。
そして、今回のボディメイクを見直すきっかけとなった選手は今どうなっているのか・・・
の、ご報告もさせて頂きます^^!
お楽しみに!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
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