今回はご自宅でもアイテムいらずで簡単に取り組みやすい、腹筋運動をご紹介したいと思います。
腹筋運動とひとくくりになっていますが、目的、鍛えたい腹筋の部位によってフォームが微妙に変わってきます。
今回ご紹介させて頂く腹筋は、腹筋上部をメインとした
『クランチ』
という腹筋トレーニングです。
上の写真のように、腹筋群は恥骨から第5・第6肋骨にかけて存在しています。
クランチは他の筋群の参加をなるべく控えさせ、
腹筋群のみを活動させて行う腹筋運動です。
仰向けの姿勢から、体を起こしきる腹筋運動は『シットアップ』と言い、
体を起き上がらせきるときには腹筋群にかかる負荷は減少し、殿筋(お尻)や腿前(ふともも)を
多く活動させる運動となってきます。
腹筋運動と言ってもバリエーションは多く、それぞれのトレーニングの目的や目標、競技によって
やり方を変えられたら結果も出しやすいのではと考えます。
腹筋トレーニングで共通すうるポイントは
・頭を起こす勢いで体を起こそうとしない。
・骨盤(恥骨)と肋骨の距離を縮めるイメージで体を丸める。(起こす・挙上する。)
・縮めた分だけ息を吸いながら腹筋群を伸張させる。(体を倒しきらない・力を抜けきらない)
・恥骨を引き上げた状態からスタートさせ腰が反った状態で動作しない。(バリエーションによる)
・息を吐いて腹筋群を縮める。
・使いたい腹筋に意識を集中する。
クランチでもシットアップでも、頭を床から離す動作を伴いますが、
頭は5~7Kgはある部位とされ、首だけで支えていると、とても負担があります。
なので、頭の重さは腕に預け、しっかり両手でかかえ動作するようにしましょう。
沢山ある腹筋運動のベースとなる種目です。
ぜひマスターしてみてくださいね!!
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